Otoyadiary

語学の話題がうっすら多めの日記

しんどくてもAnkiを回し続けるしかない

Ankiというアプリケーションがある。忘却曲線を解析して、覚えたい事柄をいい感じのタイミングで表示してくれる学習支援アプリだ。私はこれを語学学習に利用している。以前は表面に日本語を表示して、それをペルシア語に翻訳する、という使い方をしていた。

しかし、学習対象が増えすぎてしまったせいで、母語→学習言語という方向の学習は負荷が高すぎるようになってしまった。そのため、今では例えばペルシア語を表示して、日本語の意味を答える、という方向で学習を回している。

Anki
Anki

今の状況はこんな感じ。このうち、注音字母はまだ稼働しておらず*1、広東語にはほとんどカードが入っていない。つまり、台湾語、英語、中国語、ペルシア語、(広東語、)ウズベク語、クルド語、客家語の7(+1)言語について、毎日毎日暗記カードを回し続けているわけだ。

この順番なのは、系統的に近い言語同士をなるべく遠ざけることで、記憶がごちゃごちゃになることを予防しようとしているためだ。


現在、ウズベク語とクルド語については授業で新しく出てきた語、文が次の授業までに最低1回は出題されるように計算して新規カードを導入しており、他の言語については毎日10カードずつ新規カードが導入されるようにスケジュールして回している。

この作業が地味にしんどい。画像を見ていただければわかるが、現状1日550枚前後のカードを全部で1時間半ほどかけて毎日毎日テストし続けていることになる。

一方、しんどいはしんどいのだけれど、文中に単語が出てきたときにぱっと意味を思い出せる機会が増えてはいるので、言語能力の底上げのためには、辛くても回し続けるしかないんだよなあ……

*1:このエントリを書いた日にデータ整理が終わったので稼働させはじめた