Otoyadiary

語学の話題がうっすら多めの日記

Ankiを回すのがしんどい……

前にも書いた記憶定着支援アプリAnkiだが、学習量が増えていくと復習枚数も増えていき、それにともなって当然学習時間も増えていく。しんどい……しんどい……

ちなみに現在は毎日600枚弱のカードを1時間半くらいかけて消化している。当然一日を語学学習に全投入できるわけもなく、下手するとその日の勉強がAnki回すだけで終わる。語学学習の肝は復習による記憶の定着にあるとは言え、さすがにこれは不毛感が否めない。

一方で、一旦Ankiを回すのを辞めてしまうと、単語の記憶への定着効率は悪くなるし、数日Ankiを止めると期日カードが雪だるま式に増えていって学習スケジュールが破綻するのもまた事実。

そのため、今日みたいにあまりに辛い時は、以下の二つの方法で対応している。

新規導入カードを減らす、あるいは止める

Ankiはそのアルゴリズム上、復習カードを回して記憶に定着させていけば、毎日の学習負荷はだんだん小さくなっていく。それを阻害するのが新規導入カードの存在である。新しくカードを導入していけば、覚えられる語彙の数は増えるが、学習負荷もその分大きくなる。

そのため、数日間(実際には1日止めるだけでも少しは効果がある)新規導入カードの枚数を減らすなり、すぱっと導入を止めてしまうことで、その言語の学習負荷を減らすことができる。

もちろんその分全カードを導入できる日は遠のくのだが、学習が破綻するよりはよほどましである。

書かない

以前、台語と客家語についてはローマ字表記をノートに書きながらAnkiを回していると書いたが、今日のようにしんどい日には声調に注意して発音するだけにして書かない。

デメリットとしては、やはり声調が少しあやふやになることと、5文字以上の文になると、自分が正しく読めていたかが結構怪しくなることが挙げられる。一方でメリットとして、圧倒的に早いこと、机に向かわなくても、何なら寝っ転がりながらでも学習が可能なことが挙げられる。

これもやはり、多少定着が怪しくなっても、学習が破綻するよりはましという発想でやっている。

とにかく、こと語学について言えば、放棄してしまえばそれきりだけれど、多少でも進み続けていればそのうちどうにか形になる、という精神が大事だと思う。